2度目のクリスマス #2 - 2nd Christmas in Palestine #2 -
こんにちは、mariko_jerusalem2020です。
日本はクリスマスが終わりすっかり「年末モード」に突入かと思いますが、こちらではキリスト教の宗派によってクリスマスが異なるため、1月下旬までクリスマスモードは続きます。
・・・ということで、クリスマス第2弾をお届けします。
キリストの誕生を祝う日である12月25日、それにふさわしい場所に足を延ばしてみました。前回のナザレはエルサレムから見ると北に位置していますが、今回はエルサレムから30分ほど南にあるキリスト生誕の地・ベツレヘムへ。
訪問したこの教会の礼拝堂は、カトリックによると天使が最初にキリストの誕生を発表した場所を示しているそうです。
この教会は、中心地からは少し離れたベツレヘム近郊のベイト・サフールという地区にあります。礼拝堂はとてもこじんまりしているため、「5分以上滞在しないように」という看板が入口にかかっていました。この看板はコロナ禍以前からあるそうです。
聖誕教会です。ベツレヘムといえば、イエス・キリスト生誕の地。325年にローマ帝国のコンスタンティヌス帝の母ヘレナ(クリスチャンだったと言われている)が、この教会の地下洞窟をイエスが誕生した場所だとしたそうで。コンスタンティヌス帝と言えば、313年にキリスト教を公認したということは世界史で学びましたが、そのお母様の影響もあったとは。
今年は2年ぶりに聖地ベツレヘムでツリーの点灯式が行われ、たくさんの人出で賑わったようです。
ちなみに今年2月に訪問した聖誕教会前の広場は、閑散としていました。今回は特にクリスチャンにとって大切なこの日に、たくさんの人びとの笑顔が見られて良かったです。
この日は教会群のほか、バンクシーの壁画を見たり難民キャンプを訪問したりしたのですが、その報告はまたの機会に。
ほぼ一日ベツレヘムを満喫し帰路につくころには、エルサレムでクリスマスのイルミネーションが温かく迎えてくれました。
第三弾もお楽しみに♪