2度目のクリスマス#1 -2nd Christmas in Palestine #1
メリークリスマス! mariko_jeruasalem2020です。
エルサレムに暮らし始めてからあっという間の1年。聖地で2度目のクリスマスを迎えています。
そこで、今日から3回にわたって現地のクリスマスの様子をお届けしたいと思います。
まず第一弾は、、、
ナザレはエルサレムからは2時間半ほど北部にあり、イスラム教徒(ムスリム)とキリスト教徒が半々に住むこじんまりとした町。
聖母マリアがイエスを身ごもったことを大天使ガブリエルに告げられる「受胎告知」がなされ、イエスが両親とともに約30年間暮らしたとされる地です。
有名な観光地であるここナザレのメインは何といても「受胎告知教会」
完成は1969年とのことで比較的新しい教会ですね。コロナ以前は世界中からの巡礼者が訪れていたと思うのですが、今回はゆったりと見学できました(無料です)。
「受胎告知教会」で興味深かったのは、各国から贈られた「イエスを抱きかかえるマリア像」のモザイク画が飾られていたこと。教会の内部だけでなく、外の回廊部分にも展示されていて、これらを眺めるだけでも楽しいです。
こういう感じのものはヨーロッパ旅行で結構見かけましたが、
もちろん日本からの贈り物もありましたよ。超大作で教会内部の一等地?に飾られていました。
平安絵巻のような印象で、イエスが〇〇太郎に見えるのは気のせい? 「真珠がふんだんに使われている」と某ガイドブックの解説に書いてありましたがイエスの衣装や花の白い部分がそうなのかな?(じっと見たもののよくわからず)
ナザレにはこの他、多くの教会があります。聖ヨセフ教会(受胎告知教会に隣接。マリアの夫ヨセフが大工の仕事をしていたという場所にある)、聖ガブリエル教会(ギリシア正教会が受胎告知を記念して建てた聖堂)などなど。
そして、聖ガブリエル教会の近くにひっそりとたたずむのが「マリアの井戸」。マリアが水を汲みに行き、天使と出会ったともいわれる井戸の跡とのこと
これだけ「キリスト教」にまつわるスポットのある町ですからクリスマスは大いに盛り上がるだろうなあと思っていたのですが、少し訪問が早かったのか夜が本番なのか不明ですが、思ったよりも静かな雰囲気でした。
ちょっと歩き疲れたし、お腹すいたので目についたレストランに入ってみました
特に調べずに当てずっぽうで入ってみましたが、これが当たりでした。お店の壁には、金メダル?を持つシェフの写真が(何の賞をもらったのか聞きそびれました)
友人が注文したクリーム系パスタも美味しかったそうで、ナザレを再訪する機会があればまた来たいなと思わせてくれるレストランでした。
※お店の名前も控え忘れ、Google mapで位置検索したら「Restaurant」としか書かれておらず、、、
お腹もいっぱいになり、2時間半かけてエルサレムまでたどり着いた頃には、すっかりトワイライトという感じでした。
第二弾もお楽しみに♪