ラマダン カリーム#1 Ramadan Kareem#1
こんにちは、mariko_jerusalem2020です。
エルサレムでは、今年は4月14日(火)からラマダンが始まりました。ラマダンと言えば、イスラム教徒が断食をする期間として知られています。さまざまな欲を捨て、自身の信仰心を清めるためのイスラム教徒の行いの一つです。
イスラム教徒が多く住むこの地区では、ラマダンの期間は日中はお店を閉め、日没後から深夜までお店を開けるところもあるようです。ラマダンは一ヶ月続きますが、月の満ち欠けによって始まりと終わりの日が決められます。
日が昇る前の明け方4時くらいに食事をとり、その後、日没(今は19時過ぎ)まで食事どころか水も飲まずに過ごします。通常と同じように仕事をしますが、お腹が減っていてはなかなか集中するのは難しく、注意力散漫になることから特にラマダン開始直後は、交通事故も増えるとか。お腹が減るとイライラするため、ケンカも多くなる様子。
そんな大変なラマダンですが、実はこの期間はいつもより食事が豪華になったり、夜遅くまで出かけたりと、「苦行」というイメージとは少し違うようです。家族や親せき、親しい友人を招いてのイフタール(日没後の最初の食事)を楽しみながらの団らんや夜のお出かけなど、「いつもと違う」感じに子どもも大人もワクワクするようです。
そして、夜が本番?のラマダンは町中がライトアップされます。
クリスマスは白い色の光が多いですが、ラマダンはカラフル♪
そして、ダマスカス門もおめかししてます。
門の中の世界はどんな風になっているのでしょうか?
続きはまた次回♪