境界の街から A small report from Jerusalem

さまざまな宗教や文化が交錯する街・エルサレムから、日々の出来事や感じたことをお届けします。

美味しいごはん① Delicious meal in Jerusalem

こんにちは、mariko_jerusalem2020です。

日本は例年より寒く、日本海側を中心に大雪だったとか。エルサレムは快晴の日中は暖かいのですが、朝晩は5℃近くまで冷え込みます。そんな時はコタツと鍋料理が恋しくなりますね~。

残念ながら鍋料理はお預けですが、「エルサレムに来たらこれ食べないと」と同僚が連れて行ってくれたお店がこちら。

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美味しそうな匂いの正体は・・・ What makes good smell?

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アラブの家庭料理・マクルーベ

Arabian home cooking: Maqluba

マクルーベ(マクル―バという地域も)は、パレスチナやヨルダンなどアラブの一部地域で食されている炊き込みご飯。家庭料理の定番で、家によって材料やスパイスの調合なども異なるようですが、お客様がいらした際のおもてなし料理の一つでもあるようです。

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窯焼きのチキンで米が見えない、、、

Grilled Chicken covered cooked rice

マクルーベとはアラビア語で「ひっくり返す」という意味らしく、肉・揚げた野菜・お米を鍋で炊き、最後に鍋ごと皿の上にひっくり返すことからそう名付けられたようです。13世紀の料理本にも掲載されていたほど、超伝統的な料理だとか。

 そういえば、見た目が似たような(黄色い)炊き込みご飯を別のところでも食べたなあ、と思っていたら ↓ これでした。

mariko-bangla2019.hatenablog.com

マクルーベはバングラの炊き込みご飯・ブリヤーニほどスパイシーではなく、日本人にとっては食べやすい味なので、エルサレムに来ることがあれば是非食していただきたいと思います。

今回はお店のものだったので、いつか家庭の味を堪能する機会があったらまたレポートします♪